ヤギと一緒に道草しながら畑の道を歩き続ける

キャンプ, 栃木

那須たかはらオートキャンプ場で初キャンプ

ええと、2014年8月15日のことです。ブログにすることなど考えていなかったので写真もほとんどありません。約三年前ということで記憶も薄れてザクッとした内容になるかもですが、とにかく最初から最後までドタバタではっきり言って悲惨な初キャンプでした。

まだ一度も組み立てたことのないキャプテンスタッグのテントをラブフォー(その頃はイストに乗っていたのでキャンプ道具は入りきらないためラブフォーを借りました)に積み込んでいざ初キャンプです。那須たかはらオートキャンプ場へ(キャンプ場の名前すら忘れていましたが、いろいろ調べているうちに思い出しました)。青々と生い茂った芝生がキレイに区画されています。周りを囲む深緑の木々は真夏の太陽にきらめいています。意味も分からず電源付きサイトにしましたが、まったく使いませんでした。そのくらいの初心者・・というか初心者でもそれはわかるでしょ。コンセント使うものなんて持っていないのですから。

那須といったら夏場でも涼しいイメージを持っていたのですが、へたしたら関東よりも暑かったかもしれないと思わせる蒸し暑さでした。その日が特別暑かったのかもしれないですけど。初めてのテント設営は二枚目のTシャツに汗がひろがり始めたころ、見かねたご近所の先輩キャンパーさんに助けていただきました。本当にありがとうございました。たぶん私たちだけでは永遠に設営できなかったと思います。そうしてようやく一晩限りの我が家が出来上がったときにはすでに夕方です。どんだけかかってるんでしょう・・それから私はバーベキューのために炭火おこしを始めます。子供たちはカエル探しに夢中です。一向に炭火はおきないまま夜に突入します。どんだけかかってるんしょう・・仕方ないので交代で炭火の番をしてキャンプ場のお風呂に入ります。私はほとんど覚えていないのですが、子供たちに聞くと露天風呂が気持ちよかったとのことです。

 

そうしてみんながお風呂から上がって夕飯の準備も整った頃にようやくバーベキューができる状態に。しかし、ここで虫よけ対策の知識がなかった私たちに羽虫が襲来します。上の写真のようにキャプテンスタッグのツールームテントを蚊帳の状態にしてその中でバーベキューをしていたのですが、持ってきたランタンをすべて蚊帳の中で灯していたせいか、隙間という隙間から羽虫が大量に流れ込んできます。それはもうおびただしい数です。テーブルの上のランタンは羽虫で埋め尽くされんばかりです。それでもせっかくの初めてのキャンプのバーベキューですから、負けてたまるかとばかりに(子供たちは逃げまわりながら)食べてましたが、焼き肉のたれの入った皿が羽虫で満たされそうになったところでノックアウトです。頑張りすぎですね。どうやら明るさの強いランタンを食事する場所から離しておくことで虫を分散させるといいみたいですね。私たちはわざわざ虫をおびき寄せてしかも蚊帳でおびき寄せた虫を逃がさないように閉じ込めていたわけですね。羽虫をバーべーキューにご招待。誰ですか、こんなにたくさんの招待状を送ったのは。

そのあとは気を取り直して夜のお散歩です。と言いつつ皆さんがどうやって虫対策しているのか気になってこっそり拝見してまわります。蚊帳の中で食事をしているのはほんのわずかでほとんどの方が外にテーブルを並べて食事をしていました。皆さん強力なランタンをおとりにしてテーブルの上はろうそくのあかりとかそんな感じでした。肝試しをしたり、花火をしたりして夜も更けていきます。

 

 

翌朝の災難は空から降ってきました。そうです。雨です。半端な雨じゃありません。たたきつけるような豪雨です。今朝は撤収して帰る予定でしたので、初心者の私たちは呆然と立ち尽くします。しかし立ち尽くしてばかりいても仕方ないのでママと協議した結果強行撤収です。子供たちは車の中に避難させて私とママはずぶぬれになりながらテントをたたみます。撤収も初めてなのでもちろんいろいろ手間どりながらの豪雨のびしょびしょの撤収です。半ば雨に憤りながらでもどこか爽快さも感じながらびしょびしょの夫婦はテントをたたむのでした。もちろんパンツまでびしょ濡れでセブンイレブンで二人分のパンツを買ったことは忘れられません。でも何故かまわりのキャンパーはほとんど後片付けをしていません。そのことは不思議に思ってはいたのですが、ようやく撤収完了して確かパンツを買いにセブンイレブンに着いた頃だったでしょうか。雨が上がったのです。キャンパーってスゲーと思ったものです。

 

 

イワナを釣り堀で釣って食べたりしながらのんびり帰りました。

 

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