思い出しながら・・二回目です。今回も写真や情報面不足がちかと思いますが何卒ご容赦ください。
初キャンプで散々な目にあいながらもそれはそれで思い出としては面白かったなあと思えるのです。パンツまでびしょびしょになるなんて大人になったらそうそう体験できないわけで、貴重な思ってもみない体験ができるのもキャンプの魅力の一つだと思っています。そんなわけで果敢に二回目はだいぶ間が空いて2015年5月3日です。
今回もラブフォーを借りて足元まで荷物満載で出発です。相模湖インターで降りてズンドコ行くと道志みちだったかと思いますが(間違っていたらすみません)、私も奥入瀬渓流やいろは坂といろいろな道を通りましたが、ここほどのぐねぐねっぷりは初めてでした。普段車酔いしない子供たちが後ろでおえーと言っているほどです。しかし道志村一帯はキャンプ場の密集地帯なんですね。いたるところでキャンプ場の案内板が立っていました。今回まきを買いそびれてしまった私たちは道志の森キャンプ場の近くで木こりのおじさんを見つけて買い求めました。おじさんは巨大なイノシシを二頭、鉄の檻に入れて飼っていてブルドーザーで山を切り崩すワイルドな山男でした。でも気さくにいろいろと教えてくださりここいらは七月、八月が涼しくてちょうどいいよとアドバイスしてくれました。
イノシシと木こりのおじさんにお別れをして道志の森キャンプ場に到着です。こちらはすべてフリーサイトとなっています。ゴールデンウイークの真っただ中、さすがに混んでいました。管理人のお話では片づけをしている人に声をかけて場所を予約するといいということでしたが、うさぎのようにおっかなびっくりの私たちはなかなか声をかけることができません。川べりの木々の生い茂った涼しげな場所は空いているスペースはなさそうです。それでもうろうろしながら片づけをしているのかなと思って見ているとじろっと見返されてしまいます。知らず知らずのうちにその場所いいな~視線が熱を帯びていたかもしれません。あんまり物色してまわるのも悪いような気がしてまごまごしているとママがほかの場所も見てみようよと言うのでほいほいとついていきます。かなり広くて雰囲気のいいキャンプサイトです。アスレチック広場も広くてうちのたーくんが迷子になったほどです。また来たいと思えるキャンプ場です。結局のところ探すのも面倒くさくなってきて妥協の妥協で見晴らしもいまいちの砂利サイトに決めました。

何を写したいのやら・・

ちょっとだけお手伝いしてくれます
とテント組み立て中にたーくんが「へび、へび」と叫んでいます。見るとヤマカガシ(赤い斑点模様だったので恐らくヤマカガシだと思います)がうねうねと藪の中をわたっていきます。身を乗り出すようにじっと見つめるたーくん。ヤマカガシはマムシやハブよりも強い毒性を持つ毒蛇です。でもマムシやハブほど毒蛇として有名じゃないのはその臆病な性格と毒腺が奥歯にあるため噛みつかれてもほとんどの場合人間の皮膚に食い込むことはないためのようです。1972年まで毒を持っていないと思われていたほどです。臆病な性格なのでヤマカガシのほうから襲ってくることはないみたいですが恐れを知らない好奇心旺盛なお子様には気をつけたほうがいいでしょうね。捕まえようとしたら危ないかもしれません。

ヤマカガシ
トカゲを捕まえるのが大好きなたーくんはそっとヘビに近寄ろうとします。そこを私が捕獲します。「ヘビ逃げちゃうよ」宝物を発見した四歳のたーくんの目は「パパが捕まえてくれるんでしょ」と言っているようです。ヤマカガシは毒蛇で噛まれたら死んじゃうんだよと説明すると近づくのはやめましたが、どこか納得いかない表情です。大人には理解しがたいところですが、でも確かにこれは一億円の金貨だけど毒が塗られていて触ると死んでしまうと言われた場合、同じような気持ちになりそうです。てゆーか、なんとかして持ち帰りますね。
テントが完成したらあたりを散歩してアスレチックで遊んであっという間に夕方です。キャンプは一泊二日では忙しないですね。翌朝にはもうテントを片付けないといけないのですから。

管理棟の近くの吊り橋です

吊り橋の下に降りて遊びます

そうして夜も更けていきます

またバーべーキューです
次のキャンプはバーベキュー卒業して、何食べようかなどと話しながら就寝。キャンプならではのメニューを考えるのも楽しいものです。しかし、うちの家族の思いつくものといったら、「うどん」たーくん。「カレー」ゆうちゃん。「パエリア」ママはちょっとまともです。「バーベキュー?」いやいや、もちろん冗談です。つまらない冗談もキャンプでは楽しかったりするかもしれません。

寝起きでカレーです
ごく普通のカレーライスがなんでこんなにおいしいのでしょう。おいしい水でご米を炊くとおいしく炊き上がるのと同じようにおいしい空気の中で食べるご飯はおいしくなるんだと思います。
帰りもぐねぐねと曲がりくねった道を後ろでおえ~という声を聞きながらのんびり帰ります。
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