ヤギと一緒に道草しながら畑の道を歩き続ける

田舎でのんびり暮らしたいのです

毎日毎日ぼくらはなぜ鉄板の上で焼かれてやになっちゃうのか

「まいにちまいにちぼくらはてっぱんの~」

ときどき歌っちゃわないですか?仕事がしんどい時とか今日は会社行きたくないな~っていう朝に駅へ向かう時とかついつい歌っちゃうんですよね。あんまり大きな声じゃ歌わないですよ。誰にも聞こえないようにこっそり歌うんです。

「うえでやかれてやになっちゃうよ~」

ってここまでしか覚えてないんですけどね。でも調べてみるとなかなかに救われない歌詞なんですね。

お店のおじさんとけんかして海に飛び込んで楽しく遊んでいたけど、はらぺこになってパクリと食いついたら釣り針でおじさんにうまそに食べられちゃうというストーリーです。いや、海で釣れたタイヤキは絶対食べないでしょとは思いますし、突っ込みどころは満載なんですけど、せっかく海で楽しく過ごしていたのに結局は食べられてしまう運命と言いますか、食べられるように作られたタイヤキは海には適応できずにあがいたところで食べられる定めだと。会社へ向かう足がいっそう重くなるようなやりきれない話ですね。

泳げサラリーマン

私はアラフォーなので就職氷河期世代なんですけど、思い返すと就活は常に厳しいものがありました。ママは就職先がぜんぜん決まらなくて結局パン屋でパートしていましたし、私はそもそも就職する気がなくてバイトしていたんですけど、バイト先でしょっちゅう手に職をつけなきゃって言われたのを覚えています。手に職をつけなきゃ職にありつけないような時代だったんですね。資格をとるのがもてはやされていた時代でもあったと思います。私は天邪鬼なので一切とりませんでしたけど。流行りものはすたれたころに手を出すようなタイプです。いけ好かないやつです。

タイヤキくんは食べられるために作られたわけですが、じゃあ、私たちはどういう風に作られてきたかと考えてみると、サラリーマンになるためのベルトコンベアに乗って流れていたと思うんです。物心ついたときからいい高校に行っていい大学に行って一流企業に就職できれば一生安泰という刷り込みをずっとされていて、私なんかも気の狂ったオウムみたいに「勉強しろ~」「勉強しろ~」と言われ続けてきました。日本という巨大なサラリーマン製造工場です。

私は高校を中退していますが、ずっと何で辞めたのかわからなかったんです。ただ、突然絶対に行きたくないと思うようになって引きこもりました。すごい剣幕で怒られても布団をかぶっててこでも動かなかったのに、なんで辞めたいのかわからなかったんです。

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ジャネーの法則をご存知でしょうか。

ジャネーの法則(ジャネーのほうそく)は、19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネが発案し、甥の心理学者・ピエール・ジャネの著書において紹介された法則。主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的に説明した。

簡単に言えば生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)。

例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどであるが、5歳の人間にとっては5分の1に相当する。よって、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に当たり、5歳の人間の1日が50歳の人間の10日に当たることになる。

この法則でいうと諸説あるみたいですが、体感時間で人生の折り返し地点は20歳くらいになるということです。こんなに大事な20年間を学校教育で過ごしてしまっていいのかと思うわけです。日本の学校教育だめだと思いますよ。英語はしゃべれない、マネーリテラシーは身につかない、とにかく大学まで行ってもほとんどの人が何をやりたいのかわからないんですから、本当にひどいと思います。

私はもっとガンガン学生を海外へ連れ出したり、議論を中心とした教育にするべきだと思うんですけどね。自分で考える力を身に着けさせたらあとは勝手に勉強するでしょと、だから週に二日くらい議論するために学校に行ってあとは社会見学して論文書かせるとかそんな感じだったらいいな~。

毎日毎日ぼくらはなぜ鉄板の上で焼かれてやになっちゃうのか

私は子供のころ母親に力説されていました。「大学は本当に行ったほうがいいよ。自由に時間を過ごせて人生の中で一番楽しかった」私は子供心に大学まで行けば自由に過ごせるんだ、楽になるんだくらいに思っていました。違うでしょ。そんな風にふわっとした気持ちで大学行くから後々鉄板の上で焼かれながら悩むんでしょ。綿密な人生設計を立てて自分で行動できるように誰か教えて欲しかったな。人生は行動だ、金は出すから一年間海外行ってこいってほっぽり出して欲しかったな。そんな本当の意味で生きるというがどういうことかを書いてあるのがこちらの本です。

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