ヤギと一緒に道草しながら畑の道を歩き続ける

キャンプ, 長野

雨天の駒出池キャンプ場で子供が行方不明(三日目)

三日目の朝は待望の朝日が迎えてくれました。

 

出しっぱなしだったハンモックも少しは乾いてくれるでしょう。しかし、今日はキャンプ最終日で10時までには撤収しなければなりません。うちの場合、撤収作業はだいたい2、3時間はかかります。逆算すると7時には作業開始しなければならず、早めに動きださないとあとで慌てることになります。うちみたいにのんびりしているとなおさらです。でも遅れてもとやかく言われたことは今のところないです。すみません、何度か遅れています。

ダッチオーブンを洗ったり雑巾で折りたたみ椅子の足に付着した泥を落としながらしまったり、焚き火台の灰を専用の廃棄場所に捨ててから洗ったりとやることはたくさんあります。そうそう、雑巾とか使わなくなったタオルとか持って行ったほうがいいですね。あとゴミ袋。キャンプ場のなかにはゴミは持ち帰りというところもありますので。サボるとママににらまれるので私もまじめに働きます。

そうやって一時間ほど経った頃でしょうか。さっきまで小川の探検隊をしていたはずのゆうちゃんとたーくんの姿が見えません。あれ?どこに行ったんだろね。ま、すぐに姿を見せるでしょ。くらいに思っていたのですが、10分、20分と経ちだんだん不安になってきます。キャンプサイト内だから安全だろうと高をくくっていたのです。迷子?誘拐?いやいや、キャンプ場で?とにかく、ママに撤収作業を任せて探しに行きます。

小川をつたって探したり

管理棟や駒出池のほうまで探しましたが、どこにもいません。

ふと思い当たるところがありました。それは私達のキャンプサイトの近くに八千穂レイクへと至る遊歩道があったのですが、小川の探検隊ごっこをやっていたのでそれが高じて次は八千穂レイク探検に行ってみようなんてありえそうです。以前にもこっそりおにぎりと水筒をリュックに詰めて二人でピクニックに行っていたこともあったので、あなどれません。一度散歩がてらみんなで八千穂レイク遊歩道を歩いてみたのですが、ところどころ草木が遊歩道をふさいでいて引き返してきたのです。それが逆に子供たちには魅力的だったのかもしれません。

キャンプサイトに引き返してママにも話してみると、ありそうだねってことになって撤収作業をしながらしばらく待ってみることにしました。チェックアウトの時間も迫っていたのです。40分、50分と経過してまただんだん不安になってきます。やっぱりチャックアウトの時間すぎちゃっても探しに行こうかと話していたちょうどそのときです。あははははは、あははははは、ハイテンションな笑い声が走ってきます。ママと私は脱力して渋い顔を見合わせます。案の定八千穂レイク遊歩道を二人で冒険してきたみたいで、嬉々とした表情で冒険譚を語ってくれます。「あのね、草がボーボーでもう通れないところも通ってきたんだよ」親としては頼もしいような心配なような複雑な気持ちです。「とにかくどこか行くときはちゃんと行き先を言ってからにしなさい」とは言うもののこのくらいの年齢の子供が黙って行くのは行き先を伝えたら止められるとわかっているからこっそり行くんでしょうけどね。どうやら途中で断念して戻ってきたみたいで八千穂レイクに連れてってとだだこねまくりです。とにかく森に迷い込まなくてよかったです。

テントを撤収して車で八千穂レイクへ。

 

カメラの性能の問題なのかいまいちぱっとしない景色に見えるかもしれませんが、心が晴れ晴れするほどの開放感あふれる絶景でした。こんなところで日がな一日のんびり釣りなんて最高ですね。地元の方々がうらやましいです。

というわけですぐ隣にある釣りっこランドでニジマス釣りに挑戦です。

 

 

ほとんど初心者の我々でも釣れました。パノラマの自然のなか釣り堀とは思えないほど開放感があって子供たちも夢中になって釣りを楽しんでいました。ぜひ天気のいい日に行ってみて欲しいです。初めて魚が釣れた喜びもあってかなだめて帰るのに一苦労でした。

最後に白駒池に寄ってのんびり帰ります。

 

 

にほんブログ村 アウトドアブログ キャンプへ
にほんブログ村

スポンサーリンク

コメントを残す